2023年12月5日
飲酒運転のご相談
年末が近づくにつれて飲酒運転のご相談が増加しております。
例年の傾向に加えて,コロナ禍があけて忘年会が解禁したことが,一因だと考えております。
飲酒運転には,いくつか種類があります。
刑が重い順から
・危険運転致死傷(飲酒を原因とするもの)
・酒酔い運転
・酒気帯び運転
という罪が法定されています。
これらの罪名にあたるかは,酒気の量に加えて,運転の態様や飲酒の状況により判断されます。
私が検事だったころ,刑事への事例勉強会において,これらの内容について講演を行ったことがありますが,とても判断が難しいものでした。
刑事からの質問も現場のリアルな悩みを含むものが多く,事故直後での罪名の判断の難しさを感じることができました。
このような実情を踏まえると,飲酒運転で警察に立件されそうになった場合には,飲酒運転に詳しい弁護士に早い段階でご相談することで,今後の見通しをつけることができ,また,ご安心することができます。
飲酒運転への処罰は年々厳しくなっていますので,最新の実務の実情を把握している弁護士にご相談ください。