2026年3月2日

【ご報告】公認不正検査士(CFE)資格取得のお知らせ

nac刑事法律事務所の弁護士中村元起です。

この度、日々の業務の傍らで研鑽を積んでまいりました「公認不正検査士(CFE:Certified Fraud Examiner)」の資格を取得いたしましたので、ここにご報告申し上げます。

公認不正検査士(CFE)とは


公認不正検査士とは、組織における「不正」を防止・発見・調査するための専門家であることを証明する、世界的な認定資格です。

この資格を取得するためには、「会計・財務」「法律」「不正調査の手法」「犯罪学・倫理」という4つの専門分野において、国際基準の厳格な試験を通過する必要があります。それぞれの分野において幅広い知識が問われるだけでなく、一定の実務経験も認定の要件とされております。私自身、改めて自身の知識やこれまでの経験を見つめ直す学びの多い期間となりましたが、無事に認定を受けることができ、安堵しております。

弁護活動における新たな視点

私が刑事事件をはじめとする様々な事案に向き合う中で痛感してきたのは、目に見える出来事の裏には、個人の心理や環境的な要因が深く絡み合っているということです。

弁護士として日々事件に対応する中で、単に「法的な視点」から事象を処理するだけでなく、より多角的で深いアプローチが必要だと考えるようになりました。今回、公認不正検査士の学習を通じて得た、不正が生じるメカニズムへの構造的な理解や、「なぜ人は過ちに至るのか」という犯罪学の知見は、弁護士としての視野を大きく広げてくれました。

この資格で得た知見は、特殊な経済事件にとどまらず、あらゆる事案の本質を理解するための大きな力になると確信しております。

身近な刑事事件の予防と再犯防止に向けて

また、この資格は事後的な事件対応にとどまらず、事前の「犯罪予防」や「再犯防止」の指導においても大きな意義があると感じています。

例えば、昨今増加している飲酒運転などの身近な刑事事件においても、ただ法的な手続きを進めるだけではなく、「なぜその行動を止めることができなかったのか」という犯罪学的な視点を取り入れることで、ご本人へのより実効性のある生活指導や、従業員を抱える企業への具体的な予防策のアドバイスがしやすくなりました。専門的な裏付けを得たことで、これまで以上に説得力を持って再犯防止に向けたサポートができると考えております。

資格の取得はあくまで一つの通過点に過ぎません。法律家としての専門性に、今回培った新たな視点を掛け合わせることで、より一層厚みのある法的サービスをご提供できるよう、引き続き謙虚に研鑽を積んでまいります。

今後とも、nac刑事法律事務所ならびに弁護士 中村元起を、どうぞよろしくお願い申し上げます。

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